• 日時 2018年10月20日(土)
  • 場所 京都市東部文化会館 第3会議室
  • 参加費用 300円
  • 参加人数 9人

いつもの花園と北大路の文化会館がすべて空いていなかったので、初の「京都市東部文化会館」で行いました。この2つが全く空いてないのは珍しいのですが……文化祭の季節だからでしょうか?

そういえば「和室」がよく空いているので、一度和室でやってみようかと考えたこともありましたが、さすがに絵を描くのに和室は無理かと……ゴロゴロはできそうですがね。
絵を描く→疲れたら寝る→絵を描く→疲れたら……などとまあ一人でやるなら楽しそうですが集団では無理があります。

東部文化会館は京都市山科区の椥辻(なぎつじ)駅の近くにあります。このあたりは住宅街で、繁華街ではないのですが人口は多そうです。静かなところに見えるのですが、たぶん住んでみるとそこそこうるさい場所だと思います。

昼食会はなしにしました。みんなで昼食を取るのって、知らない土地だと最適な店がどこにあるかわからないんですよね。駅の近くの飲食店はかなり高くて、平均1000円くらい使うので、人によっては金銭的にきついです。

さて、交流会自体は参加が9人、メンバーは私ヴァレー、タオさん、mk-2さん、ジジさん、イスラさん、アユさん、はこさん、モモさん、たけさんです。会議室は定員が10人で、なんとかぎりぎりくらいでした。人数と部屋の面積の法則みたいなものがありまして、1人当たり2㎡以上必要だと経験的に分かっております。これ以下だと窮屈で苦痛に感じます。部屋は21㎡で参加人数が9人なので、1人当たり2.3㎡くらいなので大丈夫です。

交流会はいつも通りというかまあ、今回は女性の参加者のほうが割合的に少し上回ったので、大変華やかな雰囲気になっておりました?私は雰囲気に微妙についていけてなかったかもしれませんorz

途中、イスラさんが設定した2人のキャラクターをみんなで描いてみようということになりました。設定は2人とも傭兵(剣士)の男性で、詳細は覚えていないのですが、大柄な兵士っぽい男と小柄な王子様でした。
できた絵は各自持ち帰ってもらったのでここでは紹介できないのですが、みんな自分のスタイルで描いたので、それぞれ特徴があるんですね。モモさんやはこさんはリアル路線で、アユさんはイラスト調、mk-2さんはいつもの独自のスタイルです。
各自それぞれ自分のスタイルが決まっているというのは、ある意味すごいことではないでしょうか?通常、ネットで話題になるようなキャラクターのイラストは似たようなスタイルを持っていることが多く、閲覧しているだけではしばしば独自性の追求に限界を感じることがありました。
もし無個性な絵を描き続けていれば、閲覧者からすると多くの代替があることになり、同じスタイルの多くの絵の中に埋もれやすくなってしまいます。自分にしかないスタイルを追求していくことで、発表する際にも「何が言いたいのか」がわかりやすくなり、閲覧者にメッセージが伝わりやすくなるのではないでしょうか?

難しい話はさておき、その他印象に残った作品をいくつか。

ジジさん→ギリシャ文字を擬人化するという斬新な試みがありました。厳密には人ではなく、骨を組み合わせたような独自生物?のようなものです。「骨系モンスター」とでもいうか。
モンスターというと動物を元に考え出した生物が思いつきますが、骨から考え出すというのは面白い発想ですね。ゲームのモンスターにも「がいこつ」みたいなモンスターはいますし、そう考えるといろいろ独自なモンスターが作れそうです。
モンスターはそのルーツはいろいろでして、現実世界の動植物、幽霊などの架空のストーリーとか、宗教や伝説と関係あるものとかいろいろあります。様々なストーリーに触れることで、新しいアイデアが思いつくかもしれません。

モモさん→交流会の常連メンバーのイラストを描いてきてくださいました。なんと、私もいます。男性陣は割とイケメンに描かれていたような(笑
似顔絵というのは面白いアイデアですね。似顔絵というのは必ずしもそっくりに描けばいいというものではなくて、特徴だけつかんでおもいっきりアレンジしてもいいのです。
京都国際漫画ミュージアムでは、プロの漫画家が来場者の似顔絵を描いてくれるというサービスがあります。

1人1500円で、スタンダードとアニメ調のどちらか選べるとのことです。なんでも漫画ミュージアムには外国人の来場者も多数いるみたいで、金髪青目の似顔絵とかいいですねー。写真とは違うので融通が利きそうです。「めっちゃイケメンに描いてくれ」といったらその通りしてくれるのではないでしょうか(笑

絵の資料の集め方

交流会中、「傭兵」がどんなものかわからなくて、ノートパソコンで検索しておりました。で、単に「傭兵」だけで検索すると、本物の軍人さんの写真がたくさん出てきます。いやそういうのではなくて、中世の剣士的な傭兵をイメージしていたので、もう少しキーワードを増やして検索したほうがよかったようです。
インターネットがない時代は資料を集めるだけでも大変で、お金をたくさん使ったりしないといけませんでした。しかし現代は検索エンジンでいくらでも絵の資料を集めることができます。というか、資料を集める精度はグーグル検索をいかにうまく使いこなすか、にかかっているといっても過言ではありません。

できるだけたくさんの資料を集める方法は?

グーグル検索で資料を集めようとしても、同じキーワードを入れると同じ画像が出てきます。たとえば「傭兵 中世」で画像検索すると、毎回ほぼ同じ画像が出てきます。しかしそれらが満足できないもので、もっとたくさん資料がほしいと思ったらどうすればいいでしょうか?
いろいろ考えてみました。

「検索オプション」を使う

スマホのインターネットでいきなりキーワードを入れても検索できますが、もう少し使うためには検索オプションを使います。正規のグーグル検索のページを出すと、右下の「設定」に検索オプションというのがあります。これを使います。

「最終更新」を変える

最終更新日を適当に変えて検索すると、さっきとは全然違う画像が出てきます。手っ取り早く資料を増やしたいなら便利です。

外国語で検索

言語や地域を適当に外国に設定して検索。英語を入れたいならグーグル翻訳で訳してコピーペーストで入れます。中世の傭兵なら「mercenary middle ages」と入れます。検索できる地域をアメリカ合衆国にすると、アメリカのページで検索できます。
ドイツならグーグル翻訳でドイツ語(Soldner Mittelalter)にしてドイツ圏内で検索すると、また全然違うページが表示されます。
ブラウザをChromeにしておけば、外国語のページもすぐに翻訳できます。画像資料を集めたいだけなら外国語のままでもそんなに困りませんし、外国語を読める必要もありません。

その他

交流会では私も一つ絵を描いてみました……私は夜景の写真が好きなので、これを10B鉛筆だけで描いてみたところ、このようなものができあがりました。

うーん、あまり夜景っぽくはないですねorz
夜景の見どころといえば、たくさんの明かりですね。工場夜景となれば特に。こういう絵を効果的に描きたいなら、できれば真っ黒な背景に明るい色を次々に載せるというやり方がベストですね。これはデジタルでないと難しいかもしれません。
私のお得意の3DCGで夜景を表現できないかと考えています。ただ光源がものすごい数になってしまうとなると、計算するのにどれだけ時間がかかるのか、想像すると気が遠くなります。
なんか「自分の理想の都市」みたいなのを作ってみたいですねー。ゲームとかでそういうのありますがね。
私が自分で撮りに行った写真では、たとえばこんな感じです。

二次会

そういうわけで、終わったら私とタオさんとたけさんとはこさんで二次会、といっても夕食にいっただけなのですが。
そこで出た話なのですが、twitterで絵描きのイベントとかあるそうです。ハッシュタグ?で絵描きがネット上で絵を描いて見せ合うという、面白そうなイベントです。
……面白そうなのですが、私は手描きの絵があまり得意でないこともあるので、うーん、3DCGやりまくるイベントならやってみたいかもですね。

今後やってみたいこと

遊びに行く

美術館とか漫画ミュージアムとかイベントがあれば

メディアミックス

既存の誰かの作品に、別の人がメディアミックス
例:小説に挿絵を作る・朗読する・BGMをつける、ゲームのフリー素材の代わりに自作の素材を投入する、イラストに詩をつける、音楽に写真をつける……等

イベントに出る

創作関連のイベントに出店する(同人即売会含む)

展示会

個展の形で行う。

勉強会

講師を呼んで絵やストーリー作成の勉強会。

自己紹介動画を作る

初参加の方が主要メンバーにどんな人がいるかわかるように、音声や文章で自己紹介、作品紹介など、動画を作る。
サイトにリンクで入れない秘密のページを作り、メンバーと初参加の方のみに教える。