- 日時 2017年9月9日(土)14:00~17:00
- 場所 大阪府寝屋川市「はてなパソコン教室@寝屋川」
- 参加費用 無料
- 参加人数 6人
第2回目の交流会が終わりました。
作品の事前提出
今回は「事前提出」というのを初めて取り入れてみました。
交流会は3時間程度と短いため、自作の作品を皆に最後まで鑑賞してもらう時間はありません。
そこで会の前に1人1つまで、作品を参加者全員に紹介できるようにしました。作品のURLなどを事前に参加者全員に知らせておくというものです。
提出や観賞は義務ではなく、いわば「出したい人だけ出し、見たい人だけ見る」というものです。
これはなかなか好評だったようで、当日に観賞した人から感想がもらえたり、話のネタになったりして盛り上がれます。私も30分程度で読める短編小説を事前提出し、読んでもらった参加者から感想をもらえました。
ヴァレー「裏・桃太郎」
まず私の事前提出、「裏・桃太郎」という短編小説。昔話「桃太郎」を題材にした内容ですが、もはや跡形もありません。
気に入ってくださった方もおられたのでうれしかったです。
しかし内容がかなりバイオレンス(年齢制限付けるほどではありませんが)なので、「次はもうちょっとマシな作品を出すか……」と思ったのでした。
mk-2さん「LIVE FOR HUMAN」
RPGツクールによる作品。RPGツクールVX Aceで作られています。
一番早くに出された作品。メルサイアさんは全クリしたそうで、「キャラがしっかり立っているRPG作品」だそうです。
なかなかに奥の深い内容だったようで、私もそのストーリー、見てみたかったですね。しかし私はゲームが下手なので、3人目の仲間を仲間にしたところで止まっています。
ゲーム実況出してくれんかなぁ……
メルサイアさん「神々の観る夢レヴアース」β版
こちらもRPGツクールによる作品。制作に1年8か月も投入している渾身の作品。
mk-2さんは全クリしたそうですが、私は最初のライバルにやられて先に進めていません。最初に難易度が選べるのですが、最高難易度にしたのがアカンかったらしい。
ゲーム実況出して……(略
事前提出は好評だったようで、次回の交流会でもやっていきたいです。
ちなみに事前提出はちゃんとした作品でなくてもよく、作りかけの作品やゲームの企画書や評論など、何でもアリです。
ジャンルも自由で、自作の音楽でも漫画でも書道でも彫刻でも何でもアリです。
自己紹介と作品紹介
ヴァレー、メルサイアさん、mk-2さんの3人は前回からの参加者です。
さらに新しく3人の方が来られました。
ねここさん
漫画制作がメインで、かわいい絵を描かれます。2つのお絵かきツールの擬人化があり、お姉さんと弟のような組み合わせで描かれています。
シトラスさん
RPGツクールによるゲーム制作のほか、ボーカロイドを使った作曲作などされています。
コウシロウさん
シルエットによる動画作品を見せていただきました。舞台劇のような形の動画で、After Effectsを使って作成されたものということです。
全体的に皆さんしっかり個性が確立されており、独自の世界観を持つ作品を興味深く見せていただきました。
この会は二次創作でも全然かまわないのですが、今回は一次創作がほとんどでした。
お絵かき
今回はみんなでお絵かきをやってみました。
スケッチブックを用意し、まず誰かが思いつきで何かを描く。それを次の人に回して続きを作る(あるいは自由に何か加えてもいい)
これを繰り返して漫画のようにお話を作っていくというものです。
まったく意味不明なものもあります。
それにしても、適当に自由に描いても割と個性が出てきますね。見るだけで誰が描いたかわかります。
ネタが尽きそうなので何かテーマを決めて描いてみよう、ということで「サッカー」をテーマにしてみると……
適当にバラバラな絵を描いただけのものもありますが、いいストーリーになっているものもあったりして驚きました。
なかなか楽しんでもらえたようでよかったです。
ただしこれ、1人当たり1分程度しか取っていないので、ほんとうに記号みたいな絵になっています。
お絵かきするならもう少し時間とって丁寧に描けた方がいいんじゃないかな?という意見もありました。
いわゆる普通のお絵かきオフというのは、互いにリクエストして1時間程度で1枚絵を描き、これを何度か繰り返します。そういうのでもいいかもしれません。
ただそこそこ丁寧に描いていくなら、参考資料とかがあったほうがいいですね。
たとえば漫画のキャラクターなど描いてほしい場合、相手がその漫画を知らない場合、ネット環境があればすぐに調べられます。
まあスマホがあればすぐに調べられるかな。
その後雑談
その後は適当にみんなで雑談。
ちょっと気になった話に、皆さん創作するときにどうやってモチベーションを保っているのか?というお話。
本職で創作をしているならモチベーションも何もありませんが、基本趣味でやっている人たちだとそこは問題になりますね。
このモチベーションの問題というのは、創作界隈ではよく聞かれる話です。
- 制作環境を変える(ファミレスに行くとか図書館に行くとか)
- 電車の中とかで絵とか描いてしまう。電車は意外と集中しやすいとか。
- 制作スケジュールを細かく決めていく。
などの意見が出ました。
そしてそうやって永遠に作品が完成しないことを「エターナル」と呼ぶそうです。
この状態になる原因はいろいろ考えられまして、たとえば企画が大きすぎる、終点を考えていないために物語が永久にに続いてしまう、潔癖症すぎてあまりに妥協できないなど。でもまあ
それでもいいんじゃないの?
みたいな感じでした。
二次会
交流会が終わり、その後行ける人だけで二次会。お好み焼きを食べに行きました。
なんと、私ヴァレーは車で来てしまったのでお酒は飲めない……いや、ほかの人は飲んでもらってもよかったのですが。
いろいろしゃべりましたが、だいたいRPGツクールとゲームの話をして終わったような……楽しい二次会でした。
次回予定は?
今のところ、だいたい1か月と少しくらいの間隔で交流会をやっています。
が、しっかりしたものではなく、ちょっと集まれる場がほしいという意見をいただいたので、サブ的に
ファミレス会 9月23日(土) 14時~
というのを京都でやってみることにしました。
作品発表などはなし。カタいことはなし、ファミレスに集まってしゃべるだけ。
まあお茶会ですね。作品制作の息抜きにでもなったらと考えています。
遊びのアイデア
交流会でできそうな遊びのアイデアです。
みんなで順番にストーリー作り
まず誰かが3行くらいお話を作る。次の人がその続きを作る。次の人がその続きを……という要領でストーリーを作っていく。
特別な能力も何もいりませんので、簡単に楽しめるのではないかと思います。
みんなでキャラクター作り
まず絵を描く人を決める。
別の人たちが順に「髪型」「目」「口」「顔の形」「服装」「体型」……など細かい部分などを口頭で注文していく。
絵描きはその注文通りに絵を描いて一人のキャラクターを完成させる。
絵の描き方は自由。がんばってよくできた絵を描くもよし、ひねくれた超カオスな絵を作ってもよし。
注文もまったく自由。真面目に注文してもよし、カオスな注文をしてもよし。
もう少し簡易に、注文者がそれぞれ一つだけ注文をいい、それに従って絵描きが絵を描く。
しりとりお絵かき
しりとりをお絵かきでやる。
みんなで街づくり
1枚の紙を回しながら、鳥瞰図で建物をみんなで順番で描きこんでいく。描きたい建物をどんどん加えていき、最後には町らしい鳥瞰図ができあがる……かもしれない。
その他アイデア
未完成の作品を持って来よう会
誰かが交流会に未完成の作品を持ってくる→気に入った人が続きを作って次回持ってくる→さらに気に入った人が続きを……みたいにしてそのうち完成する。
交換絵日記
スケッチブックに誰かが絵を好き放題描きまくる→次の人がスケッチブックを持って帰ってまた好きに描きまくる→また次の人が……みたいにしてスケブが満タンになるまで描いていく。