今日もメンバーの方が三ノ宮で作業会を開催していただきました。兵庫方面の方だと京都まで来るのは遠いので1ヶ月に1回くらいの割合で、これからも続けていく予定だそうです。
作業会なので、主に絵を描いたり小説を執筆したりなどの作業の会ですが、ひたすら喋っていることも多いです。
まあ…作業自体は家でもできますが、情報交換とかはここでしかできませんからね。

なんかゲーム制作の話をしておりました。
なんでもUnityというゲーム制作ツールを使った場合、1作品を作るのに1GBの容量が必要なのだそうです。
複数の作品を同時に作ったりすると、何ギガバイトもの容量をパソコン内で消費するので、パソコンの負担がきついとか。

ネットの記事であったのですが、ゲーム制作のプロが制作初心者にアドバイスするなら、何をいうかというもの。
圧倒的に多かった意見が、「まずは小さなゲームを作ろう。それを最後まで完成させよう。最初から大きな作品を作ろうとしてはいけない」というものでした。
ゲーム制作となりますと、1つのプロジェクトの量が大きいため、挫折しやすいです。
制作時間やコストなどを、制作に入る前から予測できた方が完成する確率が高いことから、まずは時間やコストを制作前に予想できるようになる必要があるということです。
実は頭の中で思い描いていたゲームが、一人で制作すれば30年かかるようなゲームを作ろうと頑張っていると、いつまで経っても完成に至りません。

AI画像ジェネレーターの投稿禁止の話

最近毎日のように話題になっている話ですが、AI画像生成器の話です。
実は外国のいくつかの画像投稿SNSで、AIが作った画像の投稿を禁止する、というところが出てきています。
外国のある美術展で、最優秀賞を取ったのが人間ではなくAIだったので炎上した話など、AIが世界に進出していろんな問題が出始めています。

「AIが素晴らしいものを作って便利になる世界」って、SFものの映画や漫画などでよく取り上げられるネタですが・・・
現実にそれが起こると、最初に起こった問題がまさか「AIが美術家を脅かす問題」であるとは予想もしませんでした。
機械化というのが空想上では「便利なものができる」くらいしか想像しないものですが、現実はこのように複雑な問題を出すようになるようです。

また疑問ですが、SNSでの投稿を禁止しても、コンピューターは投稿された画像がAIが作ったものか人間が作ったものかを区別できるのでしょうか?
その区別もAIが行うのでしょうか?それは正確でしょうか?正確でない場合、投稿者は運営に抗議できるのでしょうか?また誤ってAI画像を投稿したのにAI画像であると区別できなかった場合はどうするのか・・・
などと言い出したらきりがありません。

Twitterでは「不適切画像」が投稿されると閲覧制限がかかるらしく、これはtwitter社のAIが判断しているそうです。
これがよく誤って不適切画像と判断され、つまり不適切な画像ではないのに不適切と判断された場合に、twitter社に抗議するなどの対策をしている絵描きさんが多くいるそうです。
ただその抗議の数も膨大なせいか、twitter社から返事すら来ない場合も。
一部の職業イラストレーターは情報発信の場としてtwitterを使っていることも多く、そうなると彼らの収入に影響してくるわけです。

技術の進展によって、今まで考えられなかったような問題が続出しています。