日時:2019年2月15日(土)13:00~

最近は交流会メンバーの方にレポートを書いてもらうということをやっていましたので、私が書くのは久しぶりな気がします。

レポートを毎回書いているのは、もともとは新規の参加者の方が参加する前に場の雰囲気をつかんでもらうために書いていたのですが、いろんな方から「レポートを楽しみにしています」という感想をいただくようになりました。今は記録を残す的な意味でも書いています。

さて、この創作交流会は毎回公の会議室を借りてやっているわけですが、会議室は常に開いているとは限らないため、場所がうまく取れないことがあります。

今回はたまたま空いている場所がなかったため、いつもとは違う大きな和室を借りることになりました。

畳50畳と、さらに石畳の廊下を挟んで別室で8畳の部屋があったりと、なんとも贅沢な作りの和室です。この部屋は茶道や華道で使われることも多いのですが、通常の研修や展示会などにも使われるそうです。こういう場所で創作作品の展示会をすることもできそうです。

その分部屋を借りる料金もかなり上がってしまったので、今回だけはいつもと違って参加費を700円に引き上げさせてもらいました。いつもは300円です。

結局別室は使いませんでしたね…なんか少人数だけ集まって「魔王軍会議ごっこ」でもできそうかなと思っていたのですが。

冗談は置いておいて、今回はやることがたくさんありました。突発イベントとしてあるメンバーの方に「恋愛講座」なるものをやってもらいました。これはいつもの創作交流会の内容とは全く異なる突発的なイベントだったので、初参加の方は驚かれたかもしれません。毎回同じことばかりやっているわけでもなく、趣向を変えて変わったことをやることもあります。

ただこのようなイベントも全員強制参加というわけではなく、希望者のみです。創作に専念したい方は、そのようにしてもらってかまりません。このサークル、基本的には自由参加・自由行動で、強制参加という概念はあまりありません。

また前回のレポートでも申し上げていることですが、関西コミティアという同人即売会に出ることになりましたので、その打ち合わせもしておりました(同人即売会というのはアマチュアの創作活動をしている方たちのフリーマーケットです)

参加の手続き的なことを話し合っていたのですが、その前にまずは何を出すかを決めなければなりません。

コミティアの販売者(サークル参加)は、ジャンルごとに区分けされて配置されます。私のジャンルは「同人音楽・同人ゲーム」というジャンルで決まっています。販売するとき、これと大きく異なるジャンルの作品を出したりするのはよくありません。

で、自作の音楽を出そうと思っていたのですが、偶然交流会の前日から「RPGツクールMV」というゲームエンジン(ゲームを作るためのツール)が激安キャンペーンをしていたため、これを買って使ってゲームを作ろうかな?と考えています。

このRPGツクールというのは、難しい知識(プログラミング)がなくてもRPGゲームが作れるというソフトウェアです。特に同人(インディーズ)のゲーム制作では広く使われており、使いやすいです。またツクールのメーカーも「楽しくゲームを作る」という目的でこのシリーズを出していることもあり、制作そのものも楽しかったりします。

しかし今は2月半ばであり、関西コミティアは5月24日です。となると、最低でも3ヶ月以内にゲームを1本完成させなければなりません。3ヶ月というのはゲーム制作においてはかなり短い期間で、一から作る場合は中〜長編の作品制作は不可能と考えていいでしょう。

幸い私はツクールの使い方は大体把握しているので、学習期間を改めて取らなくてもいいぶんまだマシです。小さめの作品を一つ作ることになるでしょうが、それを値段をつけて売ったものかどうかとか、素材を一から作るのかとか、考えるべきことはたくさんあります。

創作交流会というくらいなので、素材を一からしっかり作りたいところですが、現実的なところそれは無理な可能性が高いです。まずは製作のハードルを下げて、完成させることを第一の目標にし、小さくてもある程度完成度を高くしたものを安く売る、ことを目標にすることにします。

もし作品がコミティアまでに完成しなかった場合ですが、最悪でも既存の音楽作品のストックを出して売るという方法があるので、即売会そのものに出られなくなる、ということはありません。

ゲームやアニメ制作などの総合芸術的なプロジェクトは完成までの敷居が高く、多くの人が完成できずに終わると言われています。なので人に見せたり販売したりするレベルであれば、ある程度の計画性を持ってやった方がいいでしょう。

ゲームの規模や素材数、システム構築などおよそ割り出しておき、まずは「大体これくらいの時間がかかる」という予測を立てておき、その時間を確保できるかどうかを考えます。どう考えても完成不可能そうだったら、早めにプロジェクトの内容を現実的なものに変更する必要があります。

それにしても…「創作」のジャンルの一つにゲーム制作があるというのは、ゲーム好きとしては嬉しいことですね。この世にコンピューターゲームというものが出回る以前は、ゲームは芸術表現としては認識されていませんでした。総合芸術といえば映画やミュージカルのようなものは歴史が深いですが、ゲームやアニメというのは技術的な都合もあってかなり新しいジャンルです。

ゲームもアニメも経済的規模では日本は少々陰ってきていると言われていますが、ゲームファンであり制作好きの立場としては、なるべく廃れないでほしいですね。

あと忘れておりました。

交流会と別枠で、男子会・女子会なるものをやろうという企画をしていたのですが、今回は時間がなくて何もできませんでした。次回に決めることにします。