日時:2019年1月20日(日)
場所:インテックス大阪

ヴァレーとmk-2さんと、あとお一人、mk-2さんのご友人の方(ノスさん)の3人で、関西コミティアというイベントに行ってまいりました。(タオさんもいく予定だったのですが、風邪をひいてしまわれたので欠席ということで、3人でした)

まず「関西コミティア」とはなんなのかというと、同人即売会(どうじんそくばいかい)と呼ばれるものです。もっとも有名な同様のイベントに、東京で行われるコミックマーケットがあります。
アマチュアの創作活動におけるフリーマーケットのようなものです。自作したイラストや漫画本、小説や自作ゲームなど、誰でも売ることができます。
商業ルートのように限られたプロだけ販売できるというものではなく、誰でも売ることができ、審査や知名度、人脈などは必要ありません。作品の質に関しても、はっきりいえばどんなに下手でも参加の手続きをやってしまえば売ることができます(ただし数千円程度の参加費が必要です)
通常の販売ルートを持たないアマチュアにとって、特にインターネットが発達する以前は、このようなイベントは自分の作品を広く販売するための貴重なルートでした。

会場は体育館施設をいくつか借りて行われます。インテックス大阪ではそのための施設が用意されており、類似のイベントがよくここで行われます。
自分の作品を発表する場ではあるのですが、これを買いに来る一般参加者も非常に多数おり、商業ルートでは手に入らないのような変わった作品などたくさんあるので、自分では作らない買い手に取っても面白いイベントです。
二次創作が許容されているので、それ目的で来る人もたくさんいます。

さて、とりあえず到着したものの、3人ともそれぞれ自由に見て回りたいというので、一時解散して各自自由に回ることに。昼食時に落ち合おうということにしました。

早速すでに疲れていましたorz
人が多すぎ。めちゃくちゃ並んでます。この手のイベントは、商業と同じくファンが付いているような販売者もいるので、目的の品を真っ先に手に入れようと並ぶお客がたくさんいます。
その流れは無視して入れるところから入って行きました。
売られているものは漫画とイラスト集が多かったような気がします。
それでまあ、適当にうろちょろ見て回って…

「ゆるキャン」という漫画の二次創作本を買ってまいりました。
この漫画はもともと少女たちが真冬にキャンプするという内容の漫画なのですが、そこに別のゲームの軍人が入ってきて、(ギャグをかましながら)一緒に仲良くキャンプするという、通常ではありえない組み合わせの内容でした。
こういうところが同人の面白いところではありますが、著作権的な権利関係は曖昧なところがあり、原作者とは微妙な関係で成り立っています。もし著作権絡みの作品を作って自分で売る場合は、著作権関係の法律などは少し勉強しておいたほうがいいでしょう。

この作者の方と少しお話ししたのですが、今回のイベントでゆるキャンの二次創作を売っているところはたったの2つしかなかったのですね。
それはなんでだろうと聞いてみたら

「このアニメは1年半ほど前にやってたものですから、流行終わりましたね」

とのこと。
え?1年半で流行終わるの?みんな飽きるの早すぎ!!
マジなアニメファンってどんな早さでアニメ消化してるんですか…とても追いつけん。
このアニメを発見したのも、少し前にたまたまYOUTUBEで「このアニメ面白いよ!」みたいな人がいたので、どんなものか調べたら面白い内容だった、というものでしたので。

みんなが早いんじゃなくて俺が遅すぎるのか…orz

mk-2さんは、なんかいっぱい買ってたみたいでした。有名作者の色紙がもらえるとかで張り切っていたようです。私はこの2冊だけ買って終わりでした。
アニメとかそんなに見るわけじゃなくて、これ以外ではこの前交流会で教えてもらった数作品くらいしか見てないので。二次創作は元の作品が何かわからないと楽しめないんですね。

変わったことといえば…

ヒゲが濃いのにミニスカのセーラー風の女装したオッサンとか…
すげー露出の高い服着たガリガリに痩せた売り子のおばさんとか…

あとすげーかっこいい金髪の外国人のオッサンがいて、漫画本を売っていたのに全く売れていなくて、「自分の写真集出せばいいんじゃねーの?」って思ったんですが、こういうのは自分の好きなものを作ってナンボなので、そこは何も言わないことにします。

んでまあ終わったのですが、そのまま帰ったのでは退屈なので、会場のすぐ近くにあるコスモタワーというビルに上ってきました。
屋上に展望台があります。高さ256mらしいです。

なかなかの景色です。阪神高速や第二神明道路が見えますね。

今回の会場であるインテックス大阪が見えます。

ははは見ろ!人がゴミのようだ!

高所恐怖症なので足が震えていますorz

落ちたら

下のビルの屋上に、マトリックスみたいにダイブしたらどうなるか頭の中でシミュレーションしてました。

もし同人即売会で自分の作品を売ってみようと思ったら、まずは地方の小さい同人即売会に、販売者として参加(サークル参加といいます)行ってみるといいでしょう。大規模なイベントに行くと疲れたり迷子になったりします。
日本の同人即売会はケットコムというサイトで調べることができます。

別にこんなイベントにはいかなくてもいいから、とにかく作品を誰かに向けて発表したいと思ったら、投稿型SNSを使うと早いです。イラストならpixivとか色々あります。デジタルで作るか、アナログで作ったものをスキャナなどでデジタル化したものを投稿すればいいです。

同人即売会の面白いところは、作者とファンが喋りながら作品を買えるというところです。